佃亜紀子
つくだ あきこ
Tsukuda Akiko

1971年11月25日生れ

大阪府出身
関西総本部所属。1993年4月1日入段。1999年四段。2006年7月21日五段(勝ち数=70勝昇段)。
棋風:
揮毫:

日本棋院の情報
【「囲碁講座」2005年10月号(内藤由起子)】
17歳のとき初めて入段予選に参加しました。当時は千葉県幕張にあった日本棋院研修センターの寮で、3週間くらい泊まり込みで打つのです。長丁場で大変印象に残っています。
大阪を出て東京に行って、プロを目指している女性ばかりで過ごした日々は本当にいい経験になりました。同じ目標を持っている友達ができて、対局に集中しながらも一緒に遊んだり楽しいことも多くありました。寝食をともにしたのは14人。祷陽子さん、知念かおりさん、梅沢由香里さんら半分の人が入段した。
今年(2005年)、将棋棋士の伊奈祐介と結婚しました。伊奈の師匠が碁好きという縁です。結婚を機に生まれ育った大阪を離れ、初めて東京の小金井市に住むことになりました。棋士同士なので2人とも家にいることが多く、公園に行くなど散歩ばかりしています。東京は人が多いですね。手合のたびに大阪に戻っているのですが、ほっとします。しばらくは東京と大阪を往復する生活で様子を見るつもりです。

【2005年3月18日 毎日新聞「こまおと」】
囲碁の佃亜紀子四段(33)と将棋の伊奈祐介五段(29)が3月13日に京都市内で挙式、入籍した。伊奈五段は東京所属、佃四段は日本棋院関西総本部所属だが、ともに所属は変わらない。「明るく温かい家庭を築きたい」と喜びのコメント。将棋と囲碁の棋士同士の結婚は、脇謙二八段・荒木真子三段、中川大輔七段・宮崎志摩子四段、先崎学八段・穂坂繭三段以来の4組目。