矢田直己
やた なおき
矢田直已
Yata Naoki
1973年8月21日生れ
O型
和歌山県出身
関西棋院所属。白石裕九段門下。1984年(第5回)小学生名人戦第3位。1988年入段。1998年八段。2001年九段。
棋風:恐るべき力碁。
揮毫:
矢田直己著作集

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【2001年4月20日 読売新聞「紀州・人ひと抄」】
中学生でプロ棋士となり昨年十月に九段に昇段した矢田直己さん(27)(貴志川町長原)は頂点の棋聖を目指して毎日碁盤に向かっている。囲碁ファンの父親の凱夫さん(57)の薦めで6歳から始め、1年半でアマ初段に。当時、「同級生から『変わっているなあ』と言われた」と苦笑する。
小学五年生の時に全国大会で3位に入賞、関西棋院の関係者から「プロにならないか」と声をかけられプロを目指す「院生」に。中学時代、大阪府摂津市のプロ棋士宅に住み込みで指導を受け、2年生で初段を取り、プロ棋士になった。「囲碁に全力を注いでいたので、本当にうれしかった」と振り返る。
中学卒業後は進学せず、プロのトーナメントに出場。「負けが続いた時は碁盤も見たくなくなる」。それでも「やっている以上は一番になりたい。人格的にも一流の棋士になりたい」。