万波奈穂
まんなみ なお
万波奈穂
Mannami Nao

1985年9月10日生れ

兵庫県出身
大枝雄介九段門下。女流特別棋士採用試験1位8勝0敗。2006年4月1日入段。2008年4月1日二段(賞金ランクで昇段)。2013年9月17日三段(勝ち数=40勝昇段)。2018年11月9日四段(勝ち数=50勝昇段)。
万波佳奈四段の妹。2018年12月28日中部総本部に移籍。
棋風:
揮毫:
タイトル獲得数:1個(うち世界タイトル:0個)
対局日棋戦名年齢コメント
2018年7月(第3期)女流扇興杯戦優勝32歳
日本棋院の情報
写真(20歳) 写真(21歳) 写真(21歳) 写真(23歳) 写真(26歳)
【2006年12月7日 毎日新聞「囲碁将棋スペシャル」(石井妙子)】
今年、女流棋士枠でプロデビューを果たした万波奈穂初段。21歳。名前からもお察しいただけるように、万波佳奈三段の二つ違いの妹さんだ。碁は5歳で始めたという。「何か特技を持たせたい、というのが父の考えでした。たまたま、それが碁だったんです」。姉の佳奈さんとともに岩田一八段の子供教室に通い、8歳のときに大枝雄介九段の門下になった。小学6年生で院生となり、プロを目指す。しかし、なかなか入段試験に合格できなかった。「試験に落ちるたびに自信を失って何か別の道に進もうかと思いました。小さいことから囲碁だけをやってきて、自分から囲碁を取ったら何が残るんだろう、とも思って」。プロ試験を受けて落ちるたびに心は揺れた。
お姉さんの佳奈さんは2000年に16歳で入段した。NHK囲碁番組の司会にも抜擢され、女流タイトルも取って脚光を浴びるようになる。「姉は優等生で、しっかり者です。それに比べると私はちょっと破天荒なタイプかもしれません」。確かに行動力は、人一倍だ。まだプロ試験に受かる前、韓国に4ヶ月間、修業に出たこともある。「向こうのプロの先生が主宰している道場に住み込んで勉強しました。韓国のプロを目指す子供たちと一緒に、囲碁漬けの毎日でした。片言ですが言葉もできるようになりました」。そんな武者修行が功を奏したのだろう。その2年後にプロ試験に合格。晴れてプロ棋士になった。
地がないとすぐに不安になってしまって、それでがむしゃらに攻めてしまう。「そんなに頑張らなくてもいいのに」と周囲に注意されます、と自分の棋風を語る。「近く、再び韓国に行って囲碁の修業をしたい」ともいう。棋士になるまで、決して順風満帆だったわけではない。しかし、少し時間がかかった分だけ、自分の道を切り開く力強さを得たのではないだろうか。対局に普及に、その活躍が期待されている。