加藤正夫
かとう まさお
Kato Masao

1947年3月15日生れ
A型
福岡県出身
木谷実門下。1959年入門。1964年入段。1973年八段。1978年に推挙により九段に昇段。1967年、20歳7ヶ月(四段)で本因坊リーグ入りの最年少記録を持つ。木谷三羽烏(石田芳夫、加藤正夫、武宮正樹)の一人。本因坊の号は「剱正」。2004年12月30日死亡。生涯成績1254勝。獲得タイトル数47。2004年12月30日午後零時33分、脳梗塞(こうそく)および合併症のため死去、享年57歳。
棋風:碁は厚く、それをバックに相手を攻めて圧倒していくタイプ。「殺し屋」の異名を取る。布石は小目。
揮毫:龍雲(りゅううん)、仁寿、不動
加藤正夫著作集
タイトル獲得数:47個(うち世界タイトル:0個)
対局日棋戦名年齢コメント
2003年(第10期)阿含桐山杯優勝56歳
2002年(第57期)本因坊55歳55歳3ヶ月最年長本因坊記録
2001年(第10期)竜星戦優勝54歳
1999年(第32期)早碁選手権戦優勝52歳
1998年(第7期)竜星戦優勝51歳
1997年(第35期)十段50歳
1997年(第16期)NEC杯優勝50歳
1996年(第3期)アコム杯優勝49歳
1996年(第18期)鶴聖49歳
1995年(第2期)アコム杯優勝48歳
1995年(第17期)鶴聖48歳
1994年(第27期)早碁選手権戦優勝46歳
1993年(第41期)王座46歳
1992年(第11期)NEC杯優勝45歳
1991年(第10期)NEC杯優勝44歳
1989年(第37期)王座42歳8連覇
1988年(第36期)王座41歳7連覇
1988年(第21期)早碁選手権戦優勝40歳
1988年(第35期)NHK杯優勝40歳
1987年(第35期)王座40歳6連覇
1987年(第12期)碁聖40歳
1987年(第25期)十段40歳
1987年(第12期)名人40歳
1986年(第34期)王座39歳5連覇
1986年(第11期)名人39歳
1986年(第8期)鶴聖39歳
1985年(第33期)王座38歳4連覇
1984年(第32期)王座37歳3連覇
1983年(第31期)王座36歳2連覇
1983年(第21期)十段36歳
1982年(第30期)王座35歳
1981年(第7期)天元34歳
1980年(第28期)王座33歳
1980年(第6期)天元33歳
1980年(第2期)鶴聖33歳
1979年(第5期)天元32歳
1979年(第27期)王座32歳
1979年(第17期)十段32歳
1979年(第34期)本因坊32歳
1978年(第4期)天元31歳
1978年(第16期)十段31歳
1978年(第33期)本因坊31歳
1977年(第2期)碁聖30歳
1977年(第15期)十段30歳
1977年6月(第32期)本因坊30歳
1976年(第1期)碁聖29歳
1976年(第14期)十段29歳
1969年4月17日本因坊戦挑戦者22歳四段、史上最低段の挑戦者に
2001年1月1日以降国際棋戦成績=4勝11敗(対韓国:1勝5敗、対中国:1勝5敗、対他:2勝1敗)
対局日棋戦名勝敗対戦相手
2004.09.18中環杯八強戦王立誠九段(台湾)
2004.09.16中環杯第1回戦周可平三段(台湾)
2004.05.08阿含桐山杯・日中対抗戦古力七段(中国)
2004.04.29CSK杯中国戦劉菁八段(中国)
2004.04.28CSK杯韓国戦゙薫鉉九段(韓国)
2004.04.27CSK杯台湾戦林海峰九段(台湾)
2004.02.13農心杯李昌鎬九段(韓国)
2004.02.12農心杯古力七段(中国)
2003.08.27三星火災杯第1回戦韓鐘振五段(韓国)
2003.04.12富士通杯第1回戦゙薫鉉九段(韓国)
2002.11.28農心杯胡耀宇七段(中国)
2002.04.13富士通杯第1回戦孔傑六段(中国)
2001.12.01農心杯兪斌九段(中国)
2001.03.19農心杯李昌鎬九段(韓国)
2001.03.18農心杯゙薫鉉九段(韓国)
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写真 写真
通算1254勝663敗2ジゴ1無勝負
1964年18勝 4敗1ジゴ
1965年24勝 6敗
1966年31勝 9敗
1967年36勝 8敗
1968年21勝11敗
1969年33勝10敗
1970年31勝13敗
1971年36勝14敗
1972年29勝15敗
1973年35勝11敗
1974年35勝21敗
1975年25勝15敗1ジゴ1無勝負
1976年46勝16敗
1977年31勝13敗
1978年30勝21敗
1979年33勝11敗
1980年25勝18敗
1981年29勝26敗
1982年26勝21敗
1983年27勝13敗
1984年28勝19敗
1985年32勝16敗
1986年35勝12敗
1987年36勝11敗
1988年23勝24敗
1989年22勝25敗
1990年25勝18敗
1991年30勝19敗
1992年36勝 9敗
1993年40勝22敗
1994年39勝11敗
1995年42勝25敗
1996年34勝14敗
1997年37勝23敗
1998年30勝23敗
1999年37勝20敗
2000年26勝14敗
2001年37勝18敗
2002年29勝22敗
2003年18勝22敗
2004年16勝21敗

1947年(昭和22)3月15日、福岡県朝倉郡朝倉に、父清夫、母ツチヨの四男として生まれる。1956年(昭和31)小学校四年の夏、碁をおぼえる。実家は碁会所を経営していた。1959年(昭和34)加田克司七段の指導を受け、その紹介で木谷実九段に入門が決まる。4月、内弟子に。1964年(昭和39)4月、入段。10月、二段昇段。1965年(昭和40)10月、三段昇段。1966年(昭和41)9月、四段昇段。11月、代表団の一員として中国訪問。団長は島村俊宏九段。1967年(昭和42)9月、第23期本因坊戦リーグに入る。同月、五段昇段、大手合第二部優勝。秀哉賞受賞。この年創設された棋道賞の新人賞受賞。1968年(昭和43)第二回棋道賞殊勲賞受賞。以後、多くの賞を受賞。1977年6月30日、本因坊位を獲得した22歳加藤正夫本因坊(29)が、書家佐々木泰南の四女・佐々木泉さん(22)と都内のホテルで結婚式を挙げた。2004年(平成16)6月8日、日本棋院理事長に就任。