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第79期本因坊戦トーナメント 余正麒八段-結城聡九段 第8局の4
2024/5/4 02:00 461文字◇余が優勢を確立 結城の白72では、より厳しい参考図(1)の白1は考えられた。黒2と抵抗すると以下白11まで根拠を奪われて黒も心配なので、黒6、白2、黒8くらいか。後にaと黒の根拠を狙うことができて、実戦より少し勝った。 白78、80に黒81の切りが神経の通った好手。参考図(2)の黒1が普通だが、
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第79期本因坊戦トーナメント 余正麒八段-結城聡九段 第8局の3
2024/5/3 02:00 551文字◇右辺の仕掛けから流れを摑む 黒31の仕掛けを見て結城は長考に沈む。25分の苦悩の末に白32からサバキに出た。参考図(1)、白1と切るのが自然だが、シチョウ有利なので黒8の切りが強烈。黒14とこちらにも切りが入ると白は壊滅状態になる。したがって白9ではaと守るが、黒10で右辺から下辺にかけての黒模
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第79期本因坊戦トーナメント 余正麒八段-結城聡九段 第8局の2
2024/5/2 02:00 581文字◇速い進行 結城は関西棋院予選で、出雲哲也七段、呉柏毅六段、河英一七段に勝ち、最終予選では伊田篤史九段を破って本戦進出を決めた。余は前期本因坊リーグ残留者で本戦シードである。 白16では参考図(1)、白1のノビもある。白3とハネると黒はいきおい4と切り、競り合いになる。白5以下はその一例である。白
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第79期本因坊戦トーナメント 余正麒八段-結城聡九段 第8局の1
2024/5/1 02:01 714文字◇新旧王者対決 関西棋院の新旧王者が1回戦で対決した。結城聡九段(52)=神戸市出身=は、7大タイトルの天元と十段を各1期獲得。また早碁棋戦にめっぽう強く、早碁選手権や竜星戦の優勝、そしてNHK杯では3連覇を含む5回の優勝を誇る。50代でも第一線で活躍している数少ない棋士の一人である。 余正麒八段
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囲碁十段戦制し井山が3冠復帰 タイトル獲得数更新
2024/5/1 02:00 269文字囲碁の第62期十段戦五番勝負(産経新聞社など主催)の第5局が30日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、挑戦者の井山裕太王座(34)が芝野虎丸十段(24)に208手で白番中押し勝ちし、3勝2敗でタイトルを奪取した。井山新十段は6期ぶり6回目の十段獲得で、王座と碁聖を合わせて3冠に復帰。7大タイトル獲
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囲碁・井山裕太王座がタイトル奪取 3冠に復帰 十段戦五番勝負
2024/4/30 20:06 311文字囲碁の第62期十段戦五番勝負(産経新聞社など主催)の第5局が30日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、挑戦者の井山裕太王座(34)が芝野虎丸十段(24)に208手で白番中押し勝ちし、3勝2敗でタイトルを奪取した。井山新十段は6期ぶり6回目の十段獲得で、王座と碁聖を合わせて3冠に復帰。7大タイトル獲
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第79期本因坊戦トーナメント 上野愛咲美女流立葵杯-井山裕太王座 第7局の6
2024/4/30 02:00 475文字◇井山の貫禄勝ち 昨譜は黒149と眼形の急所に打ち、白の中央大石がコウになったところまで見ていただいた。本来なら大事件勃発と言いたいところだが、現実は白に無数にコウダテがあり、黒は十数個で尽きてしまう。せつない着手が6分ほど続き、午後2時57分に上野が投了を告げた。 ユーチューブでの観戦者たちから
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第79期本因坊戦トーナメント 上野愛咲美女流立葵杯-井山裕太王座 第7局の5
2024/4/29 02:00 556文字◇勝負手を完封 上野の対局姿を見ていると約20年前のことを思い出す。東京・中野の小さな碁会所に、お父さんに連れられて幼い女の子が入ってきた。星目の指導碁で、その子は一手一手に眼(め)を輝かせ、楽しそうに打っていた。驚きと感動で思わずお父さんに「天才ですね。ここからはよい環境に導けるかどうかですよ」
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第79期本因坊戦トーナメント 上野愛咲美女流立葵杯-井山裕太王座 第7局の4
2024/4/28 02:00 464文字◇攻めが期待できない 左上隅の折衝で白に少なからぬ実利を与えてしまった。ならば中央白への攻めで取り返すしかない。やむなく黒83、85と割いたものの、白を強くしてしまったので期待できそうにない格好だ。 以前から気になっていた右辺白の薄みに黒87と手を出した。白90までの交換は失敗したわけではない。続
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囲碁・将棋スペシャル
囲碁 奥田四段 長年の苦手意識を克服 背景にブレない夫
2024/4/28 02:00 1448文字<第31期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦予選A決勝 向井千瑛六段VS奥田あや四段> 4月1日に打たれた第31期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦予選A決勝。長年のライバル、向井千瑛六段を破り、最終予選入りを果たした奥田あや四段(35)を今回紹介する。 ◇ 奥田は、謝依旻七段、向井と共に2
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第79期本因坊戦トーナメント 上野愛咲美女流立葵杯-井山裕太王座 第7局の3
2024/4/27 02:00 459文字◇自重と軽率 対局が始まってからまだ30分ほどしかたっていない。上野が早打ちで有名なのは前述したが、この日の井山はほとんど時間を使わない。七番勝負での長考派のイメージが強いだけに、まるで早碁を見ている気分になる。なんとなく表情も厳しく見えた。 わずか1分で白52と受け、申し合わせたようにすらすら黒
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台湾地震 あなたの一手が支援に チャリティー囲碁会 関西棋院で来月6日 /大阪
2024/4/26 05:03 229文字台湾東部沖地震の被災地を支援しようと、囲碁の関西棋院は5月6日、大阪市中央区北浜1の同棋院でチャリティー囲碁会を開く。棋力の近い参加者同士の交流対局会、棋士による指導碁がある。収益は台湾棋院を通じ、被災者に全額寄付するという。 午後1~5時、申し込み不要。対局会は2勝した人に賞品を用意。参加料は対
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第79期本因坊戦トーナメント 上野愛咲美女流立葵杯-井山裕太王座 第7局の2
2024/4/26 02:01 464文字◇敵役の井山 両者の初手合は昨年で井山勝ち。上野が入段した2016年に井山は史上初の7冠独占を達成した。たった7年で井山と戦う機会を得られたのは驚異の成長というしかない。山田九段は「上野さんとの対局では、みんな警戒していますよ。真骨頂のハンマーパンチを浴びないようにね」と語った。本局は日本棋院ユー
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第79期本因坊戦トーナメント 上野愛咲美女流立葵杯-井山裕太王座 第7局の1
2024/4/25 02:00 448文字◇最注目の一戦 本戦1回戦最注目の一戦をお届けしよう。日本棋院関西総本部「無量の間」に先に入室してきたのは上野愛咲美女流立葵杯である。予選で潘善琪八段、依田紀基九段、謝依旻七段を破っての本戦進出で、この対局時までで8戦全勝だ。リュックサックとともに脇に置いた満杯のコンビニ袋からはパンなどが見えた。
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第79期本因坊戦トーナメント 関航太郎九段-村川大介九段 第6局の6
2024/4/24 02:01 561文字◇激戦を制し、関が2回戦進出 最終盤で激しく形勢が揺れ動いた。AI(人工知能)の評価値は数手ごとに黒、白98%あたりを、ジグザグに表示。その落差はジェットコースターの比ではなかった。 佐田篤史七段は「白282はイが正しく、黒283で逆転。ところが黒289は敗着になりかねない手。白294で参考図の白
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囲碁 プロ入り13〜21歳の3人が心境 「紙一重」「夢、うれしい」「びっくり」
2024/4/23 13:05 581文字今年度にプロ入りした囲碁棋士3人が3月26日、東京都千代田区の日本棋院で記者会見し、プロ入りを決めた心境や今後の抱負などを語った。 プロ棋士となったのは、笠原悠暉(ゆうき)初段(21)▽志賀司初段(17)▽高山希々花(ののか)初段(13)の3人。 笠原は神戸市出身で、後藤俊午九段門下。関西総本部所
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第79期本因坊戦トーナメント 関航太郎九段-村川大介九段 第6局の5
2024/4/23 02:01 503文字◇黒の大石は生きてヨセ勝負 「白6は8が正しい。黒7で参考図、黒1から7ならば、白は渡れず二眼ない形。一方、下方の黒は生きています。白8のコウは白にとって負けられないコウ。闇試合でした」と、佐田七段は本譜の白6、黒7で大きく揺れ動いたことをさかのぼって解説した。 それを逃したため、黒の生死がかかっ
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日本女子囲碁リーグ創設
2024/4/23 02:00 236文字日本棋院(東京都千代田区)は22日、団体戦で優勝を争う日本女子囲碁リーグを創設すると発表した。日本棋院が今年100周年を迎えるのに合わせたもので、囲碁の普及や棋士のレベルアップを図るのが狙い。 日本棋院によると、リーグは東京や愛知、広島、福岡など各地区をホームとする5チームで構成し、メンバーは監督
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日本女子囲碁リーグを創設へ 棋士をレベルアップ、狙うは世界一
2024/4/22 17:12 556文字日本棋院(東京都千代田区)は22日、団体戦で優勝を争う日本女子囲碁リーグを創設すると発表した。日本棋院が今年100周年を迎えるのに合わせたもので、囲碁の普及や棋士のレベルアップを図るのが狙い。小林覚理事長は同日の記者会見で「中国・韓国と(実力的に)ほぼ肩を並べるところまできていて、もっと鍛えていけ
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仲邑菫三段見守る、カフェの香り 韓国棋院近く、たびたび来店
2024/4/22 13:07 1436文字「囲碁の神童」とも言われる中学生棋士、仲邑(なかむら)菫(すみれ)三段(15)が3月2日付で客員棋士として韓国棋院に移籍した。4日の移籍後初の記者会見を取材した後、ソウル市内の同院の近くにあるカフェに入ると、店内に仲邑三段の写真が飾ってあった。「菫のファンの人がくれたんです」。マスターがハンドドリ
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